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地球温暖化と叫ばれてからもうどのくらい経つでしょうか。しかしながら、地球温暖化の何が1番問題なのかということはご理解いただいていないようです。

結果からいうと、地球温暖化問題でもっとも懸念されるのは、食物連鎖・生態系が破壊され、あらゆる生物が死んでしまうということです。

Charles Robert Darwinは、「変化に最も対応できるものだけが生き残る」という有名な言葉を残していますが、今回の記事はまさにそのことについてです。これまで地球温暖化、つまり、地球の温度がこれだけ短期間に上昇することはありませんでした。仮に1,000年かけて2℃の温度上昇があったとしても、かなりの大部分の生物がその変化に対応し、地球の平均気温が2℃高くなっても生き残れるように変化するでしょう。

しかしながら、先にもご説明したとおり、これだけ短期間に温度が上昇すると、その変化のスピードに生物の変化は対応できず、死んでいくでしょう。多くの女性に嫌われる「虫」ですが、その虫も変化に対応できずに死ぬでしょう。その虫を食べて暮らしているそれよりも大きな虫や鳥、あるいはその他の生物も食べるものがなくなって死んでしまうということを想像するのは難しくありません。

このように、まずは私たちが普通に生活していると見えないところでそのようなことが起こり、実感するのはだいぶ先になるかもしれませんし、そのときは事態は深刻になっていることでしょう。

たとえば、「あれ、いつもなら小鳥のさえずりが聞こえるのにいつしか聞こえなくなった」などということもあるかと思います。

地球温暖化の有益説というものもありますが、トータルで考えると、メリットよりデメリットのほうが全然大きいことは誰しもが理解できるところではないでしょうか。

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