summit

国連人間環境会議から20年後の1992年、ブラジルのリオデジャネイロで国連環境開発会議が行われました。そう、地球サミット(UNCED)です。世界180カ国の代表を集めたこの会議では持続可能な開発に向けた国際的な合意をどう確立するかが1つの焦点となりました。

「環境問題の責任は先進国にある」とする途上国に対し、「責任は共通」とする先進国。地球サミットで採択された環境と開発に関するリオデジャネイロ宣言は両者の立場の調整を図った次の文言で知られます。

「各国は共通の、しかし差異のある責任を有する」

これはその後の環境国際会議でも基本認識となります。

地域と草の根の行動にも焦点

地球サミットでは、こうした南北間の意見調整の他、地域の動きも注目されました。持続可能な開発を実現するための行動計画アジェンダ21の第28章では、行政の最小単位である地溝公共団体の取り組みの重要性が強調されています。

NGOの世界的ネットワークも拡がりました。「地球規模で考え、足元から行動しよう」というスローガンにも表れているように、地球サミットは国際的なビジョンと市民のアクションを結び合わせたところに意義があります。会議には世界から2,000を超えるNGOが参加しました。