御存知の通り、先日熊本を中心とする大きな地震がありました。私どもの分室が九州にあることから、現地の情報が入ってきます。とにかくまずは安否確認をし、その後の度重なる余震に恐怖を感じているそうです。

東北大震災があってからというもの、今では小さな揺れだったとしても、揺れと同時にあの日の記憶が一瞬にしてフラッシュバックする方も少なくないと思います。今回の熊本地震がここからおさまるのか、あるいはさらに被害を拡大するのかは分かりませんが、現地の皆さまのご無事をただただ祈るのみです。

この記事を書いている約3時間前ほどに「熊本地震は南海トラフ地震の前兆である。専門家が緊急警告」という記事が取り上げられ、かなりのPVを稼いでいるようでしたので、私も拝読したところ、専門家からすると今回の熊本地震は「非常に嫌な場所で発生した」そうです。(発生地点/4月14日21時26分に北緯32.7度、東経130.8度深さ11kmを震源とした、震度7、M6.5の地震が熊本県で発生)

この「非常に嫌な場所で発生した」という意味ですが、どうやら「阿蘇山があるから」ということのようです。阿蘇山というのは、長野、静岡、愛知、和歌山から四国を突き抜け、九州に至る巨大な断層の集中帯の上にあるからです。

このような不測の事態が起きたとき、ソーシャルメディアなどではいわゆる「デマ」が横行します。みなさん、パニックになっているので、情報を正しくさばけないという気持ちは分かります。しかし、だからといってそのデマ知ってか知らずかは別にして拡散することだけは避けなければなりません。

不測の事態が起きたときというのは、パニックになります。パニックとは「何がどうなっているのか分からない状態」といっていいでしょう。そして、何がどうなっているか分からないので、その気持が「恐怖」に変わります。人は恐怖を感じると自分の身を守るため、誰かを攻撃しようとしたりします。(私もあなたも思い当たることがあると思います)

信ぴょう性の低い情報をそれが真実だと勘違いし、拡散し、小さなパニックはさらに大きなパニックとなり、誰かが誰かに向けて攻撃し、炎上し、またそれを面白がるくだらない人がいて、煽り、その炎はさらに大きなものとなります。

このような状況の中、正しい情報を探すことは困難です。ですので、結論をいうと、不測の事態が起きたは「まず止まる」です。まずは身体も頭も動かさず、落ち着いて周りと、今も状況を遠くから全体図を見て下さい。感じて下さい。そして深呼吸です。

熊本地震の被害がこれ以上大きくなりませんように心から祈っております。

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